植物たちが発する よろこびの歌や叫び
今からもう十年ほど前だろうか、NHKラジオで、桜の蕾たちが、「今から、みんなで花びらを開こう!」と、お互いに合図となる情報波を発して、タイミングを合わせて、一斉に開き始め、満開へと向かう。
その時の情報波を、ある大学の研究班が特殊な装置を使ってキャッチした。そして、それを、管楽器の音色に変換したものを、聞いたことがある。私は、その神秘さに驚き、感動した。その時、私は、安曇野にある教会&幼稚園の事務室にいて、ラジカセで聞いていた。そして、偶然にも、それをテープに録音することが出来た。胸が躍るほどの感動だった。
そして、さっそく、幼稚園の園児たちに聞いてもらい、「ほら、桜にだって、みんなと同じにいのちがあり、お互いに、連絡し合って、会話して、あんなにきれいな桜の花を咲かせているんだよ。そしてね、草や木々が、人間に刈られたり、切り倒されたりする時にも、自分の身に起こっている悲しい出来事を、周囲の仲間たちに、情報波を出して知らせるんだって。するとね、森の中で、いままで、楽しげな情報波を出していた植物や木々が、ピタッと止んで、静かになってしまうんだって!。すごいよねー!」
と、まあ、ラジオで聞いた内容を、ほぼそのままに話したことを、今でも鮮明に覚えている。残念ながら、その時のテープは、その後何処かへ紛失してしまい。時々思い出しては、あちこちと何回か探したが、見つからなかった。
ところが、今朝(2008/3/3)の朝日新聞 科学欄に、「聞こう 植物の会話」の大きな見出しで、カラー図も載せて、植物のコミュニケーションについて最新情報を伝えていました。そこで、今回は、この記事を紛失しないよう、パソコンに取り込み、さらに、その本文の部分だけですが、ここに転載させていただきました。
そうかー、この新聞記事に載っている大学などの研究室に行けば、私が前に聞いた、あの「♪ほわ~ん、ほわ~ん、ほわほわ~ん…」といったような、桜の蕾から発した情報波を、もう一度聞くことが出来るに違いないよなー。それどころか、もっと、驚くような、世界中の最新発見についても聞けるに違いない。いつか、幼稚園児たちと、ぜひ聞いてみたいなー。
草花にも、いのちがあり、私たちの語りかける言葉や、心のやさしさは、敏感に、植物たちに届いてるることは、間違いのない事実なのです。春を告げる多くの草花たちに、私たち人間は、心を込めて、接したいものである。草花に、心を込めて語りかけながら、水などをやる。こうした人間の言葉や心は、キッチリと草花に、とどいているのです。う~む。
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