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2008年4月28日 (月)

薬はジェネリックが、断然お得

P1030830h 今朝早く、妻は六時半に高速バスで京都の実家へ向かった。私は午前八時半に伊那中央病院へ行った。血液検査の結果は、尿酸値は、4.4に下がっていた。痛風の痛みが右足親指の付け根に出た時の値が、7,7だった。

この値について、整形外科の若い医師に聞いてみると、「尿酸値を4~6ぐらいの間を目安にしては、どうでしょう」との事だった。炎症も治まっていると、パソコンのグラフを見ながら医師は言った。腎臓や肝臓は全く正常とのことだった。どうやら、もうしばらく、尿酸値を下げる薬を服用した方が良いというのが、医師の意見だった。副作用も心配はないと医師が言う薬らしいから、まあ、従うことにした。「えーと、まだ錠剤はどのくらい残っていますか」、「えーと、飲み始めたのが四月に入ってからだから、それに忘れて飲まなかった日もあるし……、十錠は残ってたかナー」。

P1030834h しかし、あたりまえの事ではあるが、病院には、足を引きずったり、車椅子を押してもらっている高齢者たちで溢れていて、いつも驚きます。私も痛風が発症してからの何週間かは、右足を引きずって歩いた。そんな私を、次々と追い越して、いとも簡単に歩いたり、走ったりしている人たちが、うらやましかった。

それ以来、人々の歩き方に、よく目が行くようになった。今日、待合室をかねた廊下の椅子に座っていると、足を骨折したらしい高齢者の方が私の左に座っていて、その前に腰の手術を近々受けるらしい車椅子の方が来て話し始めた。

「おれ、携帯かけながら、あの神社の階段下りててさー、もう下り終ったと思って、こうやって左足を伸ばしたら、地面がなくてさー、スーッと、何メートルか下へ落ちちゃってさー…」。そして何処かの整形外科へ行ってレントゲンを撮ってもらったら、その医師は、「骨はきれいなもんですよ」と、言ったらしい。

P1030831h しかし、痛みが凄いので、この伊那中央病院で精密検査を受けたら、足のくるぶしの丸い骨が、ぐるりと一回転していたとか。まるで、落語を聞いているような内容で、私は「ふふん!」と笑ってしまった。私は文春文庫「旅をする木」星野道夫著に目をやり、読んでいたので、チラリと、私を見ただけの二人は、そのまま、おもしろい会話を続けるのだった。

そんなんで、あまり集中して読書が出来なかったが、診察を終えて、支払いをして病院を出るまでの二時間半ほどの間に、本のほぼ半分の120ページを読み終えていた。病院の待合所での会話を聞くのもいいが、詩的な文章で、内容もあり、良い本である。

車の中で待たせていた犬のリーを、「すまん、すまん」と声をかけておろし、病院南側の田園の中へ、車はそのままにして、三十分ほど散歩に出た。今日も春の陽光がさんさんと降り注ぎ、田植えの準備の始まっている田の土手では、クローバーの緑や、たんぽぽの黄色が鮮やかに輝いていた。

それから、病院の直ぐ北側にある薬局で、処方箋を渡すと、直ぐに私の名前が呼ばれた。「医師の処方箋のここに何の指示もなく空白ですから、今回は、成分も効能も全く同じの、この薬にすることも出来ますが、どうしますか?」と、聞かれてしまった。

P1030833h 新聞広告やテレビコマーシャルで、目にしたり聞いたりしたことのある「ジェネリック」の医薬品だった。そこで、「あー、ジェネリックですか。その安いほうがいいですね」と、私は答えていた。私以外にも、「ジェネリックで、お願いします」という方の声が聞こえた。同じ効き目で、八十一錠で、約1927円安くなるのだ。今後一生飲み続けるとなると、この差は大きい気がする。ジェネリックでは一錠9円、開発会社のは33円である。三倍以上高いもんなー。今までもうけて元をとったら、開発会社も安くすべきだよなー。

次回の検査7月28日までの、八十一錠の値段は、730円だった。小さな白い錠剤である。これから、毎食後に、また一錠ずつ飲まなければならない。まあ、この一粒9円の小さな錠剤を目にするたびに、「食べすぎに注意、運動不足に注意、バランスの良い食事、ビールの飲みすぎに注意…」などと自分に言い聞かせながら、健康に注意するようにしよう。

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