昨日も 犬と一緒の夕暮れ散歩
昨日の伊那高原の天候は、朝方に太陽が姿を見せただけで、あとはうす曇りの一日となり、夕陽を見ることもないまま、日が暮れてしまった。
そのため、この日の夕暮れの散歩では、この前の春の夕陽を受けた、あの幻想的な菜の花畠の姿、あの「♪朧月夜」の歌詞の情景を味わうことは出来なかったが、この日はカメラを持っていたので、あちこちでシャッターを押した。
散歩途中にある老人福祉施設の花壇で、チューリップの花がきれいに咲いていました。球根を植えるときに、きっと、その色の配置も考えて植えられたのでしょう。かなり高齢の方が、いつも一人で草取りや手入れをされています。その姿をよく見かける花壇です。
この散歩コースは、中央高速道と西天竜の間に広がる畠地帯になっていて、私が幼少だった頃そのままの風景が、今も見られます。途中に林檎園もあり、白い、満開の花を咲かせていました。私の思い出の中の林檎の樹は、樹登りも楽しめた、とても大きな樹でしたが、今は、作業しやすい、小型の樹に改良されています。しかし、収穫量は多いようです。
私が少年の日には、あたりまえと思っていた、こうした畠の広がる風景を、今になって、しみじみと、いいな~、と感じます。途中一箇所、 やや暗い森の中をぬけ、西天竜の橋を渡り、東側へ出ると、田植えの準備が始まった田んぼが、一面に広がり、その田に水を運ぶ小さな流れが、夕風の中で気持ちよい小さな音をたて流れていました。
この日は、いつもより、やや早い時間帯だったので、蛙の合唱は、まだ始まっていませんでした。しかし、とにかくいい季節です。帰りに伊那市街地へ出て、書店に寄り、「国家の品格」藤原正彦著を購入してしまった。この藤原氏は、あの「聖職の碑」の著者新田次郎の次男であることを初めて知りました。私は、もっと堅苦しい本かと思っていましたが、ユモアーがあり、なかなかおもしろい本です。そうかー、二百六十万部を突破してるんだなー。
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