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2008年5月 1日 (木)

「♪朧月夜」 歌詞そのままの信濃路を散歩

昨日の、犬との夕暮れ散歩は、やや強い南風の中だったが、心地よかった。車はほとんど通らない田舎道沿いの林檎園では、花が咲き、そろそろ満開の季節となっていました。花びらを開いてしまうと、ほぼ真っ白な林檎の花々ですが、蕾から開き始めにかけては、濃淡をつけた淡く美しいピンク色で、何ともやさしい色と雰囲気です。そして、新緑の小さな葉たちが、その花々の白を浮き上がらせて、立体感を演出しています。

西山に陽が落ちかかる、午後六時前の瞬間は、その西陽を浴びた私と犬のリーの影が、良く見ないと、どこまで伸びているのか分からないほど薄いのですが、道路や畑の中に、電信柱ほどにも長く伸びていて驚きました。

この日は、カメラを持たずに散歩に出たことを悔やみました。それほどに、菜の花畑の横道を通った時には、本当に幻想的な田園風景で、周囲の全てが、あの「おぼろ月夜」の歌詞そのものでした。歌い始めはしたものの、正確には全ての歌詞が分からなくなってしまい、家に帰ってからインターネットで調べました。

下に記したのが、正確な歌詞です。私は一番の最初の方しか覚えていませんでした。どうやらこの歌の舞台となったのは、やっぱり、北信濃のようです。今度は、西天竜の橋を渡り、東側の広い田んぼ地帯にでると、水の張られた田から、歌詞そのままに、やや強い南風に乗って蛙の合唱が響いていました。本当によい季節です。

朧(おぼろ)月夜」 高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(六年)

菜の花畠(ばたけ)に、入り日薄れ
見わたす山の端(は)、霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて、におい淡(あわ)し

里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
蛙(かわず)のなくねも、かねの音も
さながら霞(かす)める、朧(おぼろ)月夜

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