今日は、休息日
昨日、今津の岸辺から私のヨットが竹生島に向けて出発した時、妻と妻の兄(京大卒で5月祭などではファイアを囲んで琵琶湖周航の歌をよく歌った)のニ人が見送ってくれた。
この、私のヨットを不安気に見送るニ人を見ていた今津の年輩の男性二人の内の一人の方が比良山の湧き水とシソジュースを、わざわざ家まで持ちに帰り、持ってきて下さり、妻と兄に飲ませてくれたという。そして、私のヨットが、竹生島へ向かい、小さくなるまで一緒に見送ってくださったと言う事です。
昨日の風速は5~6mだった。ヨットには最適の風が吹き、ランニング走行で竹生島には約1時間で到着。みやげ物店の気の良いおばさんが、ライフジャケットを着ている私を見て、「カヌー、ああヨットですか。汗をかくと塩気が必要ですよ」と言って、子アユの佃煮と干し梅干を食べさせてくれた。この竹生島にも、琵琶湖周航の歌詞が刻まれた石碑があった。そこから左に長浜を眺め、その後も一日、順調な追い風が吹き、目的地の雄松に午後5時30分丁度に到着。妻と妻の兄が出迎えてくれた。
私にとっての昨日は、感動の6時間30分でした。そのヨット上で、ほぼ一日、下は水泳パンツ姿だったため、両足は火傷に近い日焼けとなり、本日は、京都の妻の実家で、休息日とした。
今朝は、妻の実家から散歩がてらに、歩いて15分ほどの糺の森(ただすのもり)へ行った。蝉の声がもの凄かった。森の中を流れる川があり、涼しかった。その水は琵琶湖からの水と言う事でした。この森は、夕暮れの頃が一番、鬱蒼とした雰囲気が出て、散歩にはよい。
昨日から、妻の携帯に不在着信がいくつかあった。その内の一件は、京都新聞滋賀局からだった。連絡を取り今回の私のヨットの目的などについて、話をさせていただいた。正確には、琵琶湖周航の歌のコースの全てを周航しているわけではない。しかし、限られた日数の中で、安全を第一として最善を尽くしたいと思う。
もう一件は、今回の計画のために、ヨットを購入した大阪阿倍野にあるアクアミューズ社の高橋さんからだった。高橋さんは、関西学院大卒の、私より少し年上の方で、今回のヨットによる琵琶湖周航計画について心配されていた。しかし、昨日、この私のブログを見て、大変驚きつつ、安心されたと言う事でした。
午後は ① 紫式部が源氏物語を執筆した邸宅址のある、蘆山寺に行った。そこの源氏の庭と呼ばれるあちこちには、桔梗の紫の花が咲いていた。 ② 次に行ったのは、金福寺(こんぷくじ)。ここは芭蕉と蕪村などの親交のあった所であり、当時の庵などがあった。この金福寺は、他にも、興味深い歴史があり、15分間のテープ音声での説明を興味深く聞きました。 ③ 次に行ったのは、大原の三千院です。そこの土産店で昔懐かしい味のする、ニッキ水を3本購入。これは、小さなひょうたん型のビンに、赤黄緑のニッキ水が入っているものです。八十九歳の義母に赤色の一本をプレゼントした。
今日一日の休息で、昨日の疲れや日焼けもやや治まり、明日はまた、琵琶湖へ向かいます。そして、今回最後の、長命寺近くからのコース(沖ノ島を迂回し、和邇浜を目指す)、直線距離で約15キロを帆走予定です。


















































































































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