禅と犬
今朝四時過ぎからのNHK「こころの時代」の最初の部分だけを聞いたところで、リビングのベビーサークルに入れているロッキーが、「クー、クー」と鼻声で騒ぎ始めたので、起き上がってロッキーの様子を見に出た。
そのため、「医者の禅修行」と題して語る浜松医科大学名誉教授の高田明和氏の話は、最初の二~三分しか聞けなかった。その内容は、脳のセロトニンを中心とした脳内物質が不足すると、うつ病になるらしい。そのため、うつ病の患者には、このセロトニンを治療薬として使うらしい。
このセロトニンという成分は、肉や魚に含まれているので、過度のダイエットでうつになる人は、このセロトニン不足が原因らしい。また甘い物に含まれるブドウ糖も、脳の疲れには効果があるとのこと。
彼は「禅」にも興味を持っていて、この禅と脳に関する研究もしているようで、ある本に「禅とは、神仏の力によってではなく、自分の力で人生の問題を解決して行く方法である」と書いてあるのを読んで、とてもうれしくなったのがきっかけだと語っていた。
と、まあここまで聞いて、生後五十日ほどの赤ちゃん犬のロッキーに呼ばれたので、リビングへ出た。リビングは、妻がロッキーのために、昨夜から、オイルヒーターのスイッチを切らずに、そのままにしていたらしく、とても暖かかった。
ロッキーの餌60グラムをボットの熱湯でふやかし、それがやわらかくなるまでに、庭へ出して、オシッコをさせた。やれ、やれ。
そして今は、この文章を書く私の足元で、私の足に顔を乗せてウトウトし始めている。その小さないのちのぬくもりが、私の素足の皮膚を通して心地よくやさしく伝わってくる。こうしたぬくもりは、いいもんだなー。禅もいいかもしれないが、犬との生活もいいよなー。
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