X'mas を 楽しもうよ!
昨夕に、見事な夕焼けを見ながら温泉に向かう途中で、NHKラジオを聞いていたら、クリスマスに関する話題をやっていた。お寺の家に生まれた子が、この季節、家族の中でクリスマスや、その行事に触れた話題を出す事はタブーだとの、手紙あるいは電話によって寄せられた話が紹介された。
たぶんそのお寺へ嫁いだ母親が、子どもや、学校でのことを語った内容のようだった。学校の先生が、こうした宗教をクラスの行事に入れたりするのもおかしいと言っていた。
本当に、そうかなー、おかしいかなー、イエスキリストは歴史上の人物であり、その言葉と行いは広く世界中に広まり、人々の生き方にも影響を与えている。あのマザーテレサだって、キング牧師だって、聖書信仰にたって、人生を歩んだ立派な人だ。
お寺のご家族は、ひっそりとこのクリスマスの季節を過ごすのだろうか。なんだか寂しい光景だな~と感じた。確かに何でもかんでも商業ペースに持ち込み、お祭り騒ぎにしてしまうところが日本にはある。しかし、我が家の娘たち三人は、近くの神社の春祭りで、きれいな衣装で「浦安の舞」を、地域の友だちにまじって舞った。牧師の子が神社のお祭りに参加して、それなりに楽しんだっていいじゃない。
また長男には、お寺の住職の友だちがいて、大晦日に招かれて除夜の鐘をつきに行き、お雑煮などをごちそうしてもらい楽しんでいた。だから、宗教が違うからと目くじらをたてずに、お互いの宗教を知り、理解する行事として、せめて子どもたちぐらい自由にしてやっていいのではないかなー。この話題の後、どこかの神学校の教授が電話口に出て、クリスマスについて語り始めようとしたところで、私は温泉の駐車場に到着してしまった。
もう一つ、昨夜の同じくNHKラジオ深夜便のワールドニュースで ドイツ・ツッチング在住の 順子・レナーさんが、ドイツのクリスマスについて報告していた。ドイツは国民の三分の二がキリスト者であるらしい。日本とはまた異なったクリスマスの迎え方、祝い方をしているようで興味深かった。このツッチング地方では、サンタクロースの始まりという良い使者と、悪い使者が二人で各家庭を訪れて、その家の子が良い子か悪い子かを判定する行事まであるらしい。日本のナマハゲの行事に似ていておもしろい。
特に、ドイツでは12月に入ると、手作りのX'masアドベントカレンダーなどが各家庭では用いられて、十二月一日からクリスマスの二十五日まで、一日ごとに、その日付の扉をひらいて、中に描かれている絵や写真を楽しんだり、立体的なカレンダーでは、チョコレートなどのお菓子がはいていたりするらしい。そうやってクリスマスの日を心待ちにして楽しみ祝うらしい。日本のキリスト教書店でも、最近は、カラフルな、このX'masアドベントカレンダーが、何種類か置いてある。
おもしろいなーと思ったのは、あの高級車イメージの強いメルセデスベンツの会社は、大きなビルに、大きな一枚ガラスの窓が二十五並び、一日ごとに、一部屋ごとに、閉ざされていた窓のカーテンが開かれて、そこに本物の見事な車が出現し、ライトアップされて行くらしい。さすが、キリスト教国は違うな~と感じた。この時期、寒い日の夜店に出るホットワインは、とても体が温まるという話もおもしろかった。
もう一つ、モミの樹のクリスマスツリーは、クリスマスイブまでは玄関など、外に出されていて、クリスマスイブに室内に移され、そこにクリスマスプレゼントが置かれて、クリスマスの朝を迎えるらしい。まあ、いろいろな楽しみ方があっていいよなー。
お寺の人も、他の宗教の方々も、歴史上の偉大な人物イエスキリストの誕生を、みんなで楽しく祝い、キリスト教についても、食わず嫌いにならないで、ケーキでも食べながら、見事なイルミネーションを眺めながら、聖書を手にして、イエスキリストの誕生個所などを読んでみてはどうでしょうか。そして、教会のクリスマスも、どうぞ、気軽にのぞきに来て下さい。
お寺のお坊さんであっても、神父や牧師であっても、イスラム教徒であっても、要は、その人生を、いかに人間らしいあたたかい心を持って生きているかが問われているわけであって、いがみあうために、敵対して、他宗教を滅ぼすために、何かの信仰をもっているわけではないのだ。一つの対話のきっかけになればいいではないか。私は、そう思う。
【新共同訳】ルカ 2:11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。
【TEV】Luk 2:11 This very day in David's town your Savior was born-Christ the Lord!
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