ローバイの黄色い花が春を呼ぶ

幼稚園の庭に成長したローバイの木があり、それに今、黄色の小さな花がつき、周囲にほのかな甘い香りを漂わせています。

このローバイの種を、わたしが頼んで、神学校時代の学友に、山口県の下松愛隣教会から送ってもらったのは五年ほど前になります。そのたくさんの種をあちこちに蒔き、そのうちの幾つかが芽を出し、その一つが場所もよかったのでしょう、順調に成長して、五年目にしてハッキリとした黄色い花を咲かせました。

冬の寒さにも負けず、雪にも負けず、小さな花を咲かせるロウバイ。ロウバイはえらいなあと感動します。わたしの自宅のある伊那高原の庭にもこの種を蒔き、芽も出ましたが、今はすべて姿を消してしまいました。わたしの育て方がわるかったのか、標高が830メートルと高いせいだったかもしれません。

しかし、いずれにしてもその中の一つ、ロウバイの種が安曇野の教会＆幼稚園の庭に芽を出し、今では子どもたちの背丈を越えるほどの木になりました。もう、大丈夫でしょう。

これからは、追肥とかいろいろと、こちらで出来る手入れもして、さらに成長してもらい、もっと太い木に成長してくれることを願っています。

ロッキーとの散歩で、自然の中へ飛び出すと、地面がぬかるんで来たことがハッキリわかります。寒中はカチンカチンに地面が凍っていたのに、今は春の近いことを知らせる地面になっています。

幼稚園は今週の四日間は寒中休みです。この寒中休みが終わり、二月を迎えると、もうその先にはハッキリと春が見えてくるに違いありません。