白味噌のお雑煮はおふくろの味
伊那高原の正月三が日は、朝夕と夜間は厳しく冷え込むものの、やや日が長くなり始めた日中は、明るい日差しでおだやかな日々であった。
我が子五人と孫たちは二日に伊那高原の我が家に全員集合して、新年会を祝った。妻のつくる白味噌の京都風お雑煮を我が子たちは、おふくろの味として味わっていたようだ。
新年を祝っての最初の乾杯を、長男のところの長男(小三)にやるように言うと、すくっと立ち上がって、「それではみなさん乾杯です」と大きな声で言うのだった。みんなはその姿と声に微笑みながら、「かんぱーい」と唱和して、ジュース、ウーロン茶、カルピスウオーター、ビール、日本酒、モンゴルのウイスキーらしき酒、ワインと、好みに合わせてグイグイと飲んでいた。
昼を回って、外はポカポカ太陽光が照っているので、我が家から十五分とかからない、三女の新居へ移動することになった。一昨年秋に結婚し、山裾の自然豊かなところに、ベスの家とかいう家を建て、大きな薪ストーブを据えて燃やしているので、室内はどんなに厳寒の日でも、Tシャツ一枚で過ごせるあたたかさなのだ。
家の前に広がる草原も、家の裏山もぜんぶ嫁ぎ先の気のいい儀父母の土地なので、ほんまに、うらやましくなるような、まるでアルプスの少女ハイジとペーターのような生活なのだ。
夏にはみんなで、寝袋持参で集合して、キャンプをやろうということになった。バーベキューもやり、キャンプファイヤーもやり、深夜には星空観察にも最適なところである。ロッキーくんも、自由に遊びまわれるしなあ。まだちょっと早いが、その夏も、すぐに来るような気がするぜ。
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投稿: Sophie | 2014年1月22日 (水) 15時19分