雪の日のお話

冬には少し早い季節だけれど、ここに紹介の絵本は、雪が深々と降る日の物語です。この動物村では、こんな日はカモシカじいさんの昔ばなしを聞きに、みんなで出かけます。動物たちが、雪の中、道々いろんなものに気をとられ、なかなかすんなりと足を運ぶことができません。
くま、りす、うさぎ、たぬき、しかなど、それぞれの動物にそれぞれの気になる用事があるのです。

やあ、今年もあと三カ月かー。と思っているぼくですが、みなさんはどうですか。歳と共に一年の過ぎるのは、早まっていますね。でも、後ろを振り返ると、いっぱいの思い出があり、なつかしい事もたくさんあったよね。

そして、辺り一面の雪景色、そこにみなさんの好きな動物たちが、みんな顔を出してくれたら、話をいっばぃしてあげたくなっちゅうよね。さあ、さあ、よく来た、まずよく燃えてる火のそばに、と動物たちを歓迎して。誰かお腹のすいてる者は、ほらジャガイモとトウモロコシならたくさんあるよ。などと言いつつ、カモシカじいさんの昔話し、だけじゃなくて、ぼくの話も聞いてくれと言いたくなるような絵本です。

お終い