「犬はえらい」を 完成させてから
このブログとは別に、私は「犬はえらい」のページを持っているが、そちらは一応の完結で、そのままにしている。それでも、毎日そこそこのアクセスがある。全国各地の犬の素晴らしさを知っている人たちなんだろうなーと思う。中には、じっくりと時間をかけて読んでくれる人もいる。
まあ、何とか、ここ一二年の間に、もう一度だけ手を入れて、ココログ自費出版で、ニ三冊の本にして残そうと思っています。まだ見積もりなどを出してもらってないが、一冊あたり、おそらく数千円以上の単価になるかもしれない。
東京のある大手出版社から、全国書店にも並ぶ方法で、出版してみないかとの連絡を再三受けてはいるが、私のような無名人の場合、自費出版が普通であり、よほど売れない限り、元がとれないのが実情である。
昨日、豊科シオン幼稚園での業務を終えた午後三時過ぎ、豊科プールへ出かけようとした、ちょうどその時、事務室の電話が鳴った。全国放映ネットを持つ東京のある民放テレビのディレクターからだった。このテレビ局は、犬を連れて全国を回る番組で、高視聴率を得ていたテレビ局である。前にも一度声をかけられたことがある。
この秋から、長期に渡る連続もので、犬との愛情をテーマに、犬との生活の姿を追う番組企画を考えているという。そのディレクターが、インターネット上に公開している私の「犬はえらい」を、偶然目にしての、問い合わせの電話だった。まあ、しかし、私には、悲しいかな、犬はもう、一頭もいないのである…。秋までに、また犬を飼うと言う確かな約束も出来ない。正直に、そのことを伝えて、私は電話を切った。
しかし、このディレクターは、午後の一時過ぎから、約一時間半をかけて、私の「犬はえらい」の要所、要所を丹念に読んでくれていることが分かり、うれしかった。新しく犬を飼って、その成長と、また園児たちとの交流や、アニマルセラピーとしての活動などへの流れをカメラで追い、過去の犬たちとの回想を、たくさんある過去の写真の中からセレクトして、静止画挿入して流す…などの具体的な、企画内容も提示しての、長電話となった。
しかし、私が犬をまた飼うか、飼わないかは、テレビ番組とは関係ない次元のことであり、仮に、私が次に犬を飼うにしても、その出会いは、今までのように自然なものでありたいと思っている。また、そのディレクターの考える企画が、局の番組決定会議で、通るとの保障もない。私は、電話の後で、ちょつと失礼だったなー、と反省したが、「やらせ番組だけは、いやだから」、と何回も繰り返して言ってしまった。
まあ、偉そうに言える立場ではなかったのにな。たかが私の書いた「犬はえらい」である。犬はえらいかもしれないが、私はちっとも偉くないのだ。しかし……、私と出あった九頭の犬たちとの、二十年以上の想い出が、いっぱい詰また「犬はえらい」である。私の人生の三分の一は、犬たちと共にあった生活だったんだもんなー。でも、民放も、その独自性を生かし、今後も頑張って、より良い動物番組制作を目指してほしい。私も、そうした情熱に共感し、応援したいと思っています。
我が人生で、もし十頭目の犬を飼うとしても、それは、「犬はえらい」を、もう少しだけ、納得の行く形で完成させてからにしようと思っている。さーて、体を鍛えに、今日はプールだ。
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